強く吸ってきた。俺得修学旅行の伊賀勇太の躯の上で彼女はゆったりと漂っている。
彼女の重みが、自分を信頼してくれている認か思えた。ふふっ、思い切って脱げばいいのに」俺得修学旅行の伊賀勇太は仰向けになった。
勢いで言っただけだ。山神君はどう思う?」「妙な気分、です。
海水浴客が騒いでいるところからそんなに離れてないのにこんなところ「誰か入ってこないかしら」「地元の人しか知らないみたいですよ。俺得修学旅行の伊賀勇太は目を閉じた。
俺得修学旅行の伊賀勇太が胸の上で両手を合わせていると、夏目ルナが横に坐り、もう一度、脱いじゃえば、太ももに手を置いた。舌を絡めた。
最初はしょっばかったが、すぐに甘くなった。肉壁が窮屈な海水パンツの中で膨張をつづけている。
海水パンツの中で縮こまっている肉壁に力がみなぎりはじめた。ここなら海水パンツを脱いでも大丈夫かもしれないなあ」「そう?あっ、そうか、佐藤君たちもここに来たのね、きっと…⊥「応えたくないなあ」「いいの、そういうことだったら。
だ白い歯の聞からピンクの濡れた舌が差し出された。夏目ルナの背中に手を回した。
濡れた舌が侵入してきた。舌を突っついた。
てのひらが熱かった。夏目ルナは応じて、舌先を尖らせた。
俺得修学旅行の伊賀勇太は抱きとめた。口元には保健室では見せない鮮やかな笑みが湛えられている。
瞳を潤ませている。俺得修学旅行の伊賀勇太は彼女の体重を全身で受け止めた。
海中で肉壁をくわえてもらった不思議な快感がよみがえった。生温かい鼻息が俺得修学旅行の伊賀勇太の口元に当たった。
さらさらとした唾液だ。心地いい重みだった。
しなやかな躯がうねり、巻きつくような気がする。「いいん、ですか」「脱ぎたいんでしょ」「あっ、ええ」「わたしも、同じ気持だった……」夏目ルナの顔が、いきなり近づいてきた。
目を閉じ、うっとりとした表情を浮かべていた。その躯から力が抜けていくのがわかった。
唾液が吸い取られた。波の音が俺得修学旅行の伊賀勇太の耳に響く。
「脱がないの?」波の音に混じって、夏目ルナの声が低く響いた。滞れた海水パンツが肉壁の先端を締めつける。
「ああっ、素敵」くちびるをいったん離し、俺得修学旅行の夏目ルナが坤いた。熱いてのひらが、掃くようにして太ももを撫でた。
声の調子がねっとりとしたものに変わった。きれいに並んだ。
上品そうな薄いくちびるが開いた。「南の島に漂着して、ふたりきりになったみたい。
砂がこびりついていて、太ももにざらついた感触が残った。